(1)東日本大震災の概要          
吉川耕司(大阪産業大学)
講義の前半においては、まず、東日本大震災の概要について整理を行う。学協会誌や新聞記事をもとに        した一般にもよく知られた内容にとどまるが、対象を正確に認識するための役割を持たせたい。さらに、         東日本大震災学協会連絡会等、講師が関わることにできた「学」の組織的な動きを紹介し、これからの          講座で展開される環境技術に関する講義内容を、どのようにすれば社会的に適用・具現化していけるか         について、受講者の皆さんに問題意識を持ってもらうための一助としたい。 
  講義の後半においては、講師が震災対応のために関わった、内閣府におけるEMT (Emergency Mapping Team)活動、復興関連地図作成ボランティア活動、および、自治体での時空間情報システムを活用した復興業務支援を紹介する。ここでの切り口は、「GIS (Geographic Information System)」と「自治体」である。いずれも、それぞれの環境技術を適用する際に、必要な要素技術、または主要な実施主体であり、ベースとなる知識として不可欠なものであると考えている。